初めてのオメガがこの一本。 普段使いもできて、フォーマルにも利用できる名脇役な一本が欲しくて辿り着きました。 結果、期待通りのクオリティでした。 【デザイン】 主張しすぎず存在感ばっちり。 艶なしフリークにはベストなデザイン。 ケースもダイヤルもバンドもシンプルな部類に入ると思うが、存在感は十分。 全体的に艶なしだが高級感は十分あり、艶なしが好みの自分としては十分満足のいくスタイルに仕上がっている。 モニターにもよるだろうが、自分の感覚としては商品画像と実物との違いもなく、期待通りのものを手にできた。 着けたまま手をテーブルに置いたときに、秒針が刻むリズムが心地よく、それがデザインの一部になって引き立てています。 メモリ部分のダイヤモンドは決して大粒で輝きが高いというものではないが、陽の下でも、照明の下でもチラチラと光を屈折させついつい目で追ってしまいます。 ケースの裏側がスケルトンになっているので、一日が終わって腕時計を外した時に内部のメカギミックを覗くのが所有者だけの特権として所有欲を満たしてくれます。 【機能性】 100ｍ防水なので、少なくとも日常生活での浸水不良はないだろうと思う。 実際に手を洗った時のシブキ程度ではどうってことはない。 リューズの操作もしやすく、調整は容易。 たまに、デザイン重視で小さく作って操作しずらいものもあるが、本品に関しては誰でも難なく操作でき、尚且つ誤動作にはならない程度の遊びと固さを兼ね備えている。 時計の目的である時間を見るという点に関しても文句なし。 無駄に装飾品でゴテゴテしてるものと違い、サラリとした針に蛍光塗料の塗布もされているようで、少々暗いところでも見ることができる。 時間の文字部分はそうではないので、暗闇では時針と分針の位置バランスで把握することになるが、蛍光塗料のおかげで特に見間違うこともなく把握する事が出来る。 【総評】 目的と価格とクオリティのバランスがベストな一本と感じた。 上を見ればいくらでも高額な時計はあるが、これぐらいがちょうどいい。 友や親族の祝い事などでちょっと飾りながらも主役にはならない名脇役の位置として重宝しそうな一本である。